こんにちは。
突然ですが皆さん、股関節は柔らかいですか?
股関節が硬くなると様々な症状につながります。
・血行不良
・腰痛
・代謝の低下
・疲れやすくなる
など
今回ご紹介するストレッチを行い、日頃から柔らかくしておきましょう!
股関節とは
股関節は、大腿骨(だいたいこつ)の上端にある骨頭(こっとう)と呼ばれる球状の部分が、骨盤の寛骨臼(かんこつきゅう)と呼ばれる骨盤のくぼみにはまり込むような形になっています。
正常な股関節では、寛骨臼が骨頭の約4/5を包み込んでおり、このことが関節を安定させています。
股関節が安定し、更に周辺の筋肉と協調することで、私たちは、脚を前後左右に自在に動かすことができます。
なぜ硬くなるのでしょうか?
上の画像のように主に以下のことが原因として挙げられます。
・長時間座っている
・運動不足
・姿勢が悪い
これらを続けてしまうと身体を支えるインナーマッスルが使えないことで弱くなり、筋力が低下し股関節が硬くなってしまいます。
インナーマッスルと股関節周囲の筋肉(お尻の臀筋やふとももの大腿四頭筋など)を強化すれば、股関節も柔らかくなります。
股関節を柔らかくすると良いことがいっぱいあります!
・怪我しにくくなりパフォーマンスが上がる
・代謝が上がる
・腰痛改善
・男性には『男性機能向上』
➡股関節まわりのストレッチを行うことで、骨盤周辺の筋肉が柔軟になり、陰茎に血液が流れやすくなることが期待できるといわれております。
・女性には『生理不順』
➡股関節周りが硬いと血流が悪くなり、冷えを生じやすくなります。
冷えによって卵巣の働きが低下し、ホルモンバランスが乱れることで生理不順が起こりやすくなってしまいます。
などに効果があると言われております。
股関節を柔らかくするストレッチをご紹介
★寝ながら出来るストレッチ★
①まず仰向けに寝転がる
②両手で左膝を持ち、胸のほうに引き寄せていく
③膝を曲げたまま、お尻から太ももの外側が伸びるのを意識しながら足を内側に倒す
④膝を曲げたまま、太ももの内側が伸びるのを意識しながら足を外側に倒す
足を左右入れ替えて、①から繰り返す
★座りながら出来るストレッチ★
①床に座り、あぐらのような姿勢で両足の裏を合わせる
②両手は足の上に置き、かかとはできるだけ体へ引き寄せる
③骨盤を立てるイメージで姿勢を正し、そのままゆっくりと呼吸する
④両腕を伸ばして、前方の床に手のひらをつける
⑤体を丸めないように気を付けながら、上体をゆっくり前に倒す
⑥上体を倒したまま、ゆっくりと呼吸する
ストレッチ中は、息を止めないように深く呼吸をすることを意識しましょう。
上体を倒すときにつらいと感じる場合は、無理をせずできる範囲で行ってくださいね。
★立ったまま出来るストレッチ★
①足を肩幅に開いて立つ
②おへその下を意識しながらお腹を伸ばすように、体をゆっくり後ろに反らす
③10秒ほどかけてゆっくり反らしたら、元の姿勢に戻る
どれも空いた時間に出来るお手軽なストレッチですので日常に取り入れてみましょう!
股関節を柔らかくして、健康を意識しましょう!