出すことはとても大切。Part2

こんにちは。
前回に引き続き自慰行為の大切さをお伝えさせていただきます。

前回、性生活の健康を長く続けるためにも自慰行為は必要と書かせていただきました。
前回の記事はこちら

今回は将来的に妊活を考えている方、現在妊活中の方こそ自慰行為が必要ということをお伝えさせていただきます。
男性不妊の原因は様々ありますが、精子が元気じゃないということが原因としてあげられると思います。
妊活のためにあえて禁欲期間を設けられているというお声も聞きますが、最近の調査によると禁欲を長く設けてしまうとかえって精子運動率は低下し、精子のDNA断片化率は上昇することが分かっています。

精子は精巣の中にある精細管で作られています。
また、精子は精巣内で自動的に作らているわけではなく、脳の視床下部と下垂体から分泌される性ホルモンによって生成を調節されます。
精子は常時新しく産生されているため、長期間射精せず過ごしていると古い精子が増えていき状態が悪くなっていき死んでいきます。
古くなった精子から産生される活性酸素(酸化ストレス)によって精子や精子を作る細胞がダメージを受け精子を作る力が低下していってしまいます。
精子はこの酸化ストレスにすごく弱いので運動率低下や精子DNAの損傷につながると言われております。
ですので、精子の質を上げるためにも定期的に射精したほうが良いと言われております。


また、WHOのマニュアルでは、精液検査の際の禁欲期間は2-7日を推奨しています。
しかし、禁欲期間が長いと精子量や精液量は増えますが精子の質は禁欲期間が短いほうが高い傾向にあるといえます。
禁欲期間は2.3日で長くても1週間以内を目安に定期的に射精をしたほうが良いと言えます。

長期間射精を行わないことは、妊活という観点でも、性生活の寿命を伸ばすという観点でも良いことはありません。
定期的に射精を行いましょう!





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