男性最強の”味方”ホルモン!?①


突然ですが、男性ホルモンの1つである『テストステロン』についてどれくらいご存知でしょうか?

よくあげられるイメージとしてこのようなものがあります。
ー 筋肉がつきやすくなる
ー 性欲増進
ー 集中力UP

これらだけでも凄く良い印象を受けますが、これはテストステロンの作用の一部でまだまだたくさんあります!

凄く嬉しい作用がたくさんありますね!

しかし、一部テストステロンに対して良くないイメージも聞きます。

ーテストステロンが多いと抜け毛になりやすい
ー怒りっぽくなる

など1度は聞いたことがあるかもしれませんが、これは、誤解です。

ーテストステロンが多いと抜け毛になりやすい
➡テストステロンではなく、テストステロンが頭部などに存在する酵素と結びつくことにより”DHT(ジヒドロテストステロン)”に変換されることが原因です。
DHTは、遺伝や体質で決まります。ですのでテストステロンと抜け毛は直接的な関係はありません。

ー怒りっぽくなる
➡むしろ逆で、テストステロンが少ないとイライラしやすかったり集中力の低下に繋がります。
男性更年期の症状として上げられるイライラ・やる気が起きないなどもテストステロンの低下から起こるものと考えられます。

このように、体や生殖機能のみならず、心身の健康維持にもテストステロンは大きく関わっております。

今回はこの『テストステロン』についてお話させていただきます!

男性ホルモンはテストステロン、デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)、アンドロステンジオンなどがあり、大半がテストステロンと言われております。
テストステロンは睾丸で約95%・副腎で約5%分泌されます。
それぞれの臓器が自動的に作ってるわけではなく、脳からの指令を受けて作られます。

男性にとって、とても嬉しい効果をもたらしてくれるテストステロンですが、加齢で分泌量が減ってしまいます。

・思春期頃にテストステロンの分泌が急激に上昇し、男性的な身体の特徴が形作られます。(二次性徴)
➡体毛が生える。
➡たくましい体格になる。
➡声変わり

・思春期以降テストステロンはどんどん上昇していき、20〜30才くらいでピークを迎えてからは徐々に下降していきます。
➡下降の程度は人それぞれ異なり、30代や40代から下がる男性もいれば、高齢になってもほとんど下がらない男性もいます。
💡テストステロンの分泌の低下で引き起こされる『男性更年期 LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)』は40歳以降からいつでも発症する可能性があります。男性更年期は女性の更年期と違い、終わりがないのも特徴の一つです。

このように、加齢で分泌が低下するテストステロンですが、なんと最近では30代などまだまだ若いとされる年代でもテストステロンが低下し、無気力になったり、性欲が減退するなど男性更年期のような症状に悩まされるケースがみられます。
症状を早めてしまうその原因の一つは『ストレス』です。

長期間ストレスにさらされると、体はストレスから体を守ろうと”コルチゾール”分泌されます。
コルチゾールとテストステロンは相関関係があります。つまり、コルチゾールが増えるとテストステロンは減ってしまうのです。
逆を言えば、十分にテストステロンがあるとコルチゾールは減ります。

また、『生活習慣の乱れ』もテストステロン分泌が減少してしまいます。

食べ物の中にも、テストステロンを増やしてくれるものがあります。
代表的なものは牡蠣などに含まれる『亜鉛』です。
他にもレバーなどに含まれる『ビタミンA』や、玉ねぎに含まれる『アリシン』などがあります。
まずはテストステロンの分泌を抑制する高脂肪、高カロリーの食事を避け、上記の食べ物を取り入れた、バランスのよい食事を意識しましょう。

運動不足もテストステロンの低下に繋がります。
運動習慣がある方は、肥満防止にもなり、また、テストステロン数値が高かったという報告がされています。
一番オススメの運動は『スクワット』です。
他にもデッドリフト、ベンチプレスなど大きな筋肉群を使うトレーニングはテストステロン分泌の増加に効果的といえるでしょう。
また、高強度インターバルトレーニング(HIIT)もテストステロン分泌を促進する効果があります。

テストステロンの低下がいまいちピンとこないという方には、下の表の質問項目でどれくらい当てはまっているか確認してみましょう。

男性更年期障害の診断に使われている質問項目を一部抜粋したものです。
体の状態と照らし合わせて、チェックしてみてください。

チェック項目が多ければ多いほどテストステロンが減っている可能性があります。
テストステロンが減ってしまうと男性更年期に繋がりやすくなり、自律神経失調症のような症状から性欲が沸かないなど、EDにもつながります。
💡病院にて男性ホルモンの数値を測ることもおすすめです!

このように、身体のみならず、精神面、性機能面にも影響を及ぼすテストステロンは、まさに男性において最強の”味方”ホルモンと言えます✨️
加齢で分泌量は減ってしまいますが、分泌量の減少を早めてしまうのは、ストレスや生活習慣の乱れが原因です。
健康寿命を伸ばすためにも、今一度生活を見直してテストステロンを増やす生活を心がけましょう!


JKTAカルサイネイザン、症状別パーソナル、腹活セラピーは自律神経を整える施術法です。
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