自律神経を整え「夏バテ防止」に！

自律神経は、心臓や呼吸、消化、排泄、体温調節などの体内の機能を無意識にコントロールする神経系です。

自律神経は、交感神経と副交感神経の2つの神経に分かれています。
交感神経は、緊張状態や運動時に活動する神経で、心拍数や血圧を上げる、呼吸を速める、汗を出すなどの作用があり、副交感神経はリラックス状態や休息時に活動する神経で、心拍数や血圧を下げる、呼吸をゆっくりにする、汗を抑えるなどの作用があります。

夏バテは、暑さや疲労などによって自律神経のバランスが崩れ、体調不良を起こす状態です。
夏バテの症状には、疲労感、食欲不振、めまい、頭痛、イライラ、不眠などがあります。

自律神経の乱れが夏バテの原因

夏バテになると、交感神経が優位になり、心拍数や血圧が高くなる、呼吸が速くなる、汗をたくさんかくなどの症状が現れます。これらの症状は、体に負担をかけ、疲労感や食欲不振などの夏バテの症状を引き起こします。

夏バテを予防するには、自律神経のバランスを整えることが大切となり、以下のようなことを心がけましょう。

• 適度な運動をする
• 規則正しい生活を送る
• 十分な睡眠をとる
• バランスの良い食事をとる
• ストレスを溜めない

暑い日のオススメ食材

暑い日は、汗で水分とミネラルを多く失います。そのため、水分補給とミネラル補給を十分に行うことが大切です。また、夏バテを予防するために、ビタミンやミネラルなどの栄養素をバランスよく摂取することも大切です。

以下は、暑い日におすすめの食材です。

• 水分補給に最適な食材：
  水、お茶、スポーツドリンク、果物（スイカ、メロン、グレープフルーツ、ブドウ、梨など）、野菜（きゅうり、トマト、セロリ、ブロッコリーなど）
• ミネラル補給に最適な食材：
  海藻類（わかめ、昆布、ひじきなど）、魚介類（イカ、エビ、タコなど）、豆類（大豆、小豆、ひよこ豆など）、果物（バナナ、いちご、キウイフルーツなど）、野菜（ほうれん草、ブロッコリー、枝豆など）
• ビタミン補給に最適な食材：
  野菜（ほうれん草、ブロッコリー、トマト、ピーマン、パプリカなど）、
  果物（キウイフルーツ、イチゴ、ブルーベリー、マンゴーなど）、きのこ類（エリンギ、まいたけ、しめじなど）、豆類（大豆、小豆、ひよこ豆など）
  
  これらの食材をバランスよく摂取することで、夏バテを予防し、暑い日を元気に過ごしましょう。

夏バテの症状が現れた場合は、無理をせずに休養を取りましょう。また、症状が長引く場合は、医師の診察を受けるようにしてください。