うつ病を克服して晴れやかな生活を送ろう②辛い気持ちを和らげる方法とは?

前回は「①自己肯定感を高よう!」の記事をご紹介しました。今回は、辛い気持ちを和らげる方法について解説していきます。

私たちは様々な影響で不安やストレスを抱え込んでしまいます。そういったマイナスな気持ちを受けてしまうと、どうすれば解決できるのかパニックになることもあると思います。

この記事では、ストレスや不安といった辛い気持ちを和らげる方法をお伝えしていきます。

①まずは受け入れて時間をかけて解決しよう

仕事や人間関係、日常生活ではストレスを感じることが多くあります。精神的なショックを受けてしまい辛いと感じることはどんな人でもあるものです。気持ちの落ち込みや不安といった辛い感情が強く心にせまっている時は、無理になんとかしようとせず、そのまま感じたことを受け入れるのも一つの手です。

抑うつ感(憂うつな気持ちがあり気分が落ち込むなどの症状)をそのまま放っておくと、一旦は不安が強くなりますが、時間の経過とともに自然に薄れて消えていきます。感情にとらわれず、気持ちと付き合いながら、目の前にある自分ができることを行いながら気持ちと付き合っていきましょう。

②心を落ち着かせる

ストレスとは、対外的な影響により感情が生まれ、その感情によって気持ちが支配されてしまい生まれます。自分の本当の気持ち・心の声を感じ取り、解放させる事で心と意識のバランスがとれて行きます。感情を解放させるには時間をかけてゆっくりと気持ちを落ち着かせていく必要があります。

ただし憎悪や、怒り、喪失感や寂しさなど、理屈では割り切れない思いがある場合には、友人や家族、カウンセリング等を利用して全ての気持ちを吐き出してしまうのも良いでしょう。

③嫌な気持ちは外部に吐き出そう!

うつ状態になってしまうと、怒りの感情を覚えることが難しくなります。

怒りは、他者の不当な攻撃から自分を守るバリアの役割を果たします。うつ状態になってしまうと、本来他者に向かうべき攻撃性・怒りのエネルギーが自分に向けられてしまい、自己否定の悪循環ができてしまいます。

不当に批判や人格否定をされたとしても、怒りを覚えることができれば、おかしいのは相手であって自分ではないと、自己の尊厳を守ることができます。

ですので自分を責めてしまう位なら、責任はどこかへ転嫁してしまいましょう。弱気になったり、気持ちが落ち込んだ時には、何かに腹をたててみましょう。

気持ちが動揺してネガティブな感情になってしまった時は、マイナス思考に陥るため現実的な判断ができなくなる場合もあります。ネガティブ・マイナスな感情の背景にある考え方やイメージ(自動思考)に気づくことで、冷静に判断して現実的で柔軟な考え方に変えていくことができます。

まとめ

辛い気持ちを和らげるには、まず落ち着いて気持ちを整理する必要があります。自分が受けた不安やストレスを拒絶せずに受け入れ、少しずつ時間を掛けながら理解をして薄めていきましょう。ただし、しこりが残っている場合は誰かに相談して話してみましょう。

また、どうしても納得のいかない場合は自己批判せずに外部の、特に原因がある相手に対して怒りのエネルギーをぶつけることも重要です。

次の記事はこちら

PAGE TOP